TOPに戻る

あとのまつりの悪あがき

このたびは「ロリユリ筋クリート」をお読みくださいまして、ありがとうございます。
ここではチラ裏的に各作品のあとがきとでも言うのでしょうか、ちょっとした蛇足補足を加えようかと。

もし高校野球の女子マネージャーがバーニーの企業戦略論を読んだら
本屋に行くとなにかとドラッカー本が目につくようになりましたネ
まあ、そんな類の本のパロディというか茶番劇的な漫画デス
自分はビジネス本のたぐいはものすごくニガテでして
ちょっと鼻白んでしまう悪い癖があったりしますw
でも、なにかと会社の偉い人たちはそういうのが好きだったりするんですよね
もちろんプロジェクトXとか好きな人の気持ちもよくわかるんですが(^-^;
なにはともあれ元ネタの方もそのうち映画化とかしそうだし、見に行くかなあ・・・

ケチャップ
某企画の「紅」に投稿しようと思ってネームを作り始めたもの
どうしても5pに収まらずにポシャってたのをボチボチと描いてました;;
なんだかんだで短編は気楽に描けるので好きですw
匂いというものが伝わってくる漫画を描くには相当なセンスが必要だと
あらためて考えさせられました

ふっとんだおはなし。
5ページということで、まあ察していただける方も多いのではないかと(^^;
こういうバカバカしい話は結構好きなんだけど、
時間が経つと、むしょうに腹が立ってくることもあったりします;;;

青豆
日本人の良い所は「和」の精神というか
比較的宗教には寛容で、違う文化でも「細けえことはいいんだよ!」
独自の文化へ昇華させてしまうことだと思う
よく外人たちが日本のクリスマスを見て
「こんなのクリスマスじゃないYO!」とブツブツ言うのも
恒例行事となっておりますがネw

1Q84の青豆は、パーフェクトワールドという映画のブッチと通ずるものがあると思う
でも、それらのドラマで描かれるような感じじゃなくて
子供の頃いろいろあってもフツーに生きてゆく人と
楽しい記憶があっても幸せな大人になれない人間模様みたいなのを
描いてみたかったのです

飛行石
ただブルマが描きたかったw
今思えば、あれは本当にパンツと変わらないですからね
多感なお年頃の女の子たちにとってはフクザツな思いもあったことと思います

腰にゴムがあって締め上げるので、上部へと引っ張り上げられて
自然とハイレグになってしまう、なかなかに力学的に危険な設計なのですね

今回の椎名さんのキャラデザについてはお察しのとおり(^^;

この「わたし飛んでる」のシーンは、
本当はちゅっちゅっした後に入れた方が良いと思うのですが
それだとあからさまなレズ漫画になってしまうのがイヤだったので。
恥ずかしいから、ちゅっちゅなシーンはあっさり描いてしまうのです

夏は終わりぬ
夏が終わったと最も実感するのはどんなときでしょうか?
甲子園が終わったときとか、ひぐらしが鳴くころだとか、いろいろあると思います
しおれたヒマワリを見るのもそのひとつではないかと思うのです。

よく言われるようにヒマワリは太陽の方を向くといいますけど、
実際にはほとんど蕾のうちだけなので、それを実感する機会は少ないですよね
夕方には西を向いていて、朝には東を向くというわけですが、
こういう仕事を誰かがやってるんじゃないかな〜という発想は誰でもしますよね
それを形にしてみました。

あとは謎解き的な漫画も描いてみたかったので、
それっぽい要素を少し取り入れていますけど、なかなかに難しいですね(^^;

たこやき
これも女の子同士の友情を描いたもの
チューがあれば百合なのか?といえばそうでない気もするし
少女漫画にありがちなキス至上主義的な部分をちょいと茶化したかったというか
・・・なんて描くとごたいそうに聞こえますが
要は女の子が描ければ自分的には、それでモーマンタイなわけでありまして。

2ページ目の「ふらわぁ〜☆」って演出は自分でも結構気に入ってたりするw


このシーンも結構悩んだけど、シンプルに「じっ」と見つめてた方が
全体的にぬぼーとしたキャラなので似合ってるかな?と

最後に(^ー^)ニヤリとできたらいいかな・・・?って感じで描いてみました。
こういう少女漫画のおまけ的な漫画は描いていて楽しいです。

わたしのうさちゃん
これも百合アンソロが立ったのを機に描き始めたもの
前々から百合っぽい漫画を描いてみたい!ってのはあったのですが
まずはオーソドックスに攻めていこうって。
お話自体はお約束的なものを踏襲したわけだけど、
自分の中では百合っぽいふいんき(←なぜか変換ry)が描けたのでお腹いっぱいでした

心残りなのは↓のシーンで、タカセさんがヌイグルミを持ち上げる前に

ひとコマアップで「うさちゃん」を描くべきでした。本編のキーアイテムですからね

意外と苦労したのはキャラクターの名前ですw。なぜか悩むこと多いんですよね・・・
ふと池袋の乙女ロード近辺の地図を見てたら、タカセビルというのがあって、
そこからちょいと離れたところに千早町ってのがあるのでそこから取っています。

百合アンソロにはこれとは別に2ページだけの「赤い靴履いてた女の子」というのを
描かせてもらいましたが、こちらの漫画を先に描いていたので
いい感じに肩の力が抜けてた・・・かな?w

裏にしまったろ!
この頃になるとアンソロが立つたびにネタを思いついて描くのはいいけれど
結局はぐだぐだになってこっちに貼り付けるというパターンが完全に定着w
児ポは現代の坑儒焚書か?というテーマが脳内にあって、あとは悪ノリでつらつらと。
つくすん先生の懐の深さに勝手に感動しておりましたw

ノーパンのおもひで
ノーパン漫画アンソロが立ったので、「レンズのお約束」を連載中にボチボチと描いていたものw
ネタ的にはノーパンとノーパソをひっかけただけのしょーもないお話なのですが
結構自分では気にいってたりしますw
テーマは単純明快なのが一番ですね
アンソロに貼り付けようと思ったときには、リレー漫画で盛り上がっていたのでこっちにうpしました
セピア板の・・・とあるスレにURLが貼られているらしいw

レンズのお約束
ニュー速あたりが児ポでモメにモメてた時期に、児ポの被害者になった女性の手記が紹介されていて
それを参考に復讐劇的なブラックユーモアを作ろうと話を描き始めました。
その他に「肌色の多い画像を自動で検知して見えないようにする」というシステムの話を聞いたことがあって、それもヒントになっています。
つまり肌色が写らないデジタルカメラにするにはどうするか?みたいな。


ヒロインの子を吊りスカートにしたのは完全に趣味ですw
それでメガネみつあみの子が「男の子っぽい」という設定は、自分としてはちょっとなあと(^^;
今でこそ「ヤンキーくんとメガネちゃん」という漫画があるけど、
メガネみつあみというのは、マジメでおしとやかな子という記号論的なイメージが強いんです。

あと自分の悪い癖でポンポンと話を進めてしまったので、
いまいちノゾミが自殺した経緯とかうまく描ききれなかったけど、
コメントを見る限り、話の筋はちゃんと伝わったようで、ちょっと安心
新都社の読者はやさしいです・・・(;;)

んでも、ちょっと長すぎた。やっぱり6−7ページでサクっと終わる話の方が好きだ

あいちゃんのぱんつ
これはロリ漫画アンソロが盛り上がってた時期に
本来ロリ漫画とはロリ少女が主人公の漫画であるべきだ。という話が本スレであって
「いつかはロリ少女が主人公の漫画を描こう」と思っていたところ
youtubeなどにある「トイレでできたらパンツマン」という動画があまりにもシュールで
面白かったので、「パンツマン」をテーマに物語を展開してみました。

キャラクターもののぱんつが、少女の成長とともに用済みになり
そのあとブルマになるけど、それも時代の流れとともに用済みになっている・・・
というブラックユーモア的な話の大筋はできていたのだけれど
名前を「カゲトラ」にしたばっかりに前半は丸々脱線してしまいました(^^;

後編はかなり経ってから描き始めたわけだけど、完全に別の話になっているので
やりやすいといえばやりやすかったかもしれない
後編の「ツマヅロウがいるから、アンスコ無くても大丈夫だよ」のセリフは
いまいちしっくりこないので「アンスコ無くてもヘーキだよっ☆」って直した。
セリフのリズムって大事ですよね。

ロリコン筋クリート
コメでも指摘されているけど、ロリ漫画アンソロ用に構想を練ったもの。
まず女の子が鉄棒で遊んだあとにロリコン男がやってきて云々・・・というシーンが脳内にあって
そこから「鉄は血の味がした」というオチを作ったあとに、そういうオチになるように脳内で話を作るのは楽しかったw
最後のセロリのエピローグは完全に蛇足w
遅筆の自分にしては珍しく1〜2日で一気に描ききったと思う
なんだかんだで変態チックな漫画の方が筆が進むのが早いのかもしれないw
一番悩んだのがサッカーボールが当たったときの男のセリフ。
こういうところで面白いセリフをポンと思いつける人が漫画で成功できるんだろうなあと思います

TOPに戻る